かしわ知恵の森プロジェクト〜柏駅前の百貨店跡地に文化施設を提言するまでの1年間/柏まちなかカレッジ
1年、柏駅前に暮しと文化の新しい拠点づくりを実現させることを目指し、関心ある市民が自発的に集まり、専門家の助言も得て、ライブラリー・ミュージアム機能を備えた施設づくりの呼びかけ文を作成し、柏市長に提言しました。記者会見も開きました。図書館や柏の文化に熱い思いを持ったメンバーが知恵や経験を持ち寄って話し合い、たくさん学ぶことができました。柏まちなかカレッジでは、カフェや雑貨店」などの個性ある本棚を、「まちなか図書館」の本棚と見立て、店に飾られているアートを「まちなか美術館」として鑑賞したり、地域通貨も活用した知恵や想いを共有できる拠点を作ろうと活動する一方で、やっぱり公共図書館をなんとかしたいと動きました。
草の根の活動が、地方政治を動かしていこうというターニングポイントを振り返ってみたいと思います。4月23日はユネスコの「世界本の日」や、日本においても「子ども読書の日」に指定されています。スペイン・カタルーニャ地方では、毎年この日に大切なひと同士で本や花を贈り合う「サン・ジョ ルディの日」という風習があり、大変賑わいます。 この風習をもとに「本と花の日」として、柏から全国のまちで開催されることを目指します。
柏まちなかカレッジ
柏まちなかカレッジは、市民主催の市民による自立的なコミュニティカレッジ(ソーシャル系大学)です。それは、まちの資源を引出す学び合うコミュニティ。
柏のまち全体が、キャンパス。柏のお店やストリートが、教室です。
自分の得意なことを発表する場、何か始めるきっかけ、まちの仲間作りに。